2025/12/01

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CADソフト一覧|無料・有料・用途別おすすめ徹底比較

CADソフト一覧|無料・有料・用途別おすすめ徹底比較

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cad ソフト一覧を見る前に:まず押さえたい種類と基本知識

「cad ソフト一覧」を探し始めると、2D、3D、BIM、建築用、機械用…と種類が多すぎて迷ってしまいます。最初に「どのタイプのCADが必要なのか」を整理しておくと、候補を一気に絞り込めます。

2D CADと3D CADの違い

  • 2D CAD:平面図・立面図など「紙の図面」をコンピューターで描くイメージ。製造現場の簡易図面や建築の平面図などで広く利用。
  • 3D CAD:立体モデルを作成し、体積・干渉・重量なども確認できる。機械設計やプロダクトデザイン、BIM連携などに向く。

はじめてCADを導入する場合、「まずは2Dから始め、将来3Dへ拡張するか」を決めておくと、ソフト選びがぐっとラクになります。

動画マニュアル作成ツール3T's

汎用CADと専門CAD(建築・機械・BIM)の違い

  • 汎用CAD:どの分野でも使える基本機能のみ。図面確認やちょっとした修正が中心なら十分。
  • 建築用CAD:壁・梁・窓など建築要素を素早く配置できる機能を搭載。
  • 機械用CAD:機械部品やアセンブリ設計向け。3Dモデリング・解析機能を持つものも多い。
  • BIM/CIM対応CAD:建物やインフラ全体を3Dモデルと属性情報で管理するタイプ(Revitなど)。

CADソフトを比較するときのチェックポイント

cad ソフト一覧を眺めるだけでは決めきれないので、次の5点を必ずチェックしましょう。

  • 用途:建築・機械・プロダクト・BIMなど、自社の仕事とマッチしているか
  • 費用:買い切りかサブスクか、無料枠の制限(商用利用可否)
  • OS:Windows専用か、MacやLinuxにも対応しているか
  • 日本語対応・サポート:UIやマニュアルが日本語か、サポート窓口があるか
  • ファイル互換性:DWG/DXFなど、取引先とやり取りする形式に対応しているか

主要CADソフト一覧(無料・有料・用途別まとめ)

ここでは、日本で利用シーンの多い代表的なCADソフトを「無料/サブスク」「2D/3D」でざっくり整理したcad ソフト一覧を紹介します。

ソフト名主な用途2D/3D料金形態対応OS商用利用
Jw_cad建築系2D図面、日本国内での普及度が高い2D無料Windows
FreeCAD機械・建築などの3Dモデル作成2D/3D無料(オープンソース)Windows / macOS / Linux
AutoCAD世界標準の汎用CAD、建築・機械・電気など幅広く対応2D/3Dサブスク(有料・無料体験あり)Windows / macOS
Fusion 3603Dモデリング、CAM、シミュレーション(クラウド連携)3D中心(2D図面出力も可)サブスク+一部無料ライセンスWindows / macOS可(条件付き無料枠あり)
Vectorworks建築・インテリア・ランドスケープのデザイン2D/3D買い切り+保守(日本代理店経由)Windows / macOS
RevitBIM対応、建築・構造・設備の統合設計3Dサブスク(有料)Windows
AutoCAD互換CAD各種
(IJCAD / BricsCAD / DraftSightなど)
AutoCADライクな操作性で2D図面中心主に2D買い切り or サブスク主にWindows(一部Mac対応あり)

上記に加え、LibreCADやNanoCADなど、無料で使える2D CADも選択肢になりますが、日本語対応やサポートの面では差があるため、業務で使う前に必ず試用してみましょう

CADソフト選びのポイント

目的別:どのCADソフトを選ぶべきか

① 初めてCADを触る人・個人利用

  • コスト重視なら:Jw_cad、FreeCADなどの無料ソフト
  • 世界標準の操作に慣れたいなら:AutoCADの無料体験版
  • 3Dに挑戦したいなら:Fusion 360の無償ライセンス(学生・スタートアップ向け)

まずは無料の範囲で触ってみて、「続けられそうか」「操作が直感的か」を確認するのがおすすめです。

② 建築・内装・土木系の図面が中心

  • 2D図面がメイン:Jw_cad、AutoCAD、AutoCAD互換CAD
  • 3DやBIMも視野に入れる:Revit、Vectorworks Architectなど

BIM導入を見据えているなら、最初からRevitのようなBIM対応ツールを試用し、「将来のワークフロー」をイメージしておくとスムーズです。

③ 機械設計・製造業で利用したい場合

  • 2D図面中心:AutoCAD、AutoCAD互換CAD
  • 3DモデリングとCAMまで一気通貫:Fusion 360、専用3D CAD(SOLIDWORKSなど)

製造現場と図面の連携を考えるなら、3D CADから2D図面を生成できるワークフローを検討すると、設計変更の手戻りが減り、リードタイム短縮にもつながります。

導入後に差がつくポイント:教育とマニュアル整備

なぜ「CAD選び」より「CADの使い方共有」のほうが大変なのか

どのCADソフトを選んでも、現場でよく起きる課題は共通しています。

  • 担当者ごとに操作手順がバラバラで、図面の品質に差が出る
  • 新人教育に時間がかかり、ベテランの手が止まる
  • アップデートのたびに操作が変わり、混乱が起きる

ここを解決するカギが、「動画マニュアル」と「分かりやすい手順書」です。3Dモデルの回転やコマンド操作は、テキストだけより動画のほうが圧倒的に伝わりやすくなります。

CAD操作手順を動画マニュアル化するメリット

  • 複雑なコマンドの流れを、画面キャプチャ+音声でそのまま共有できる
  • 新人は「分からない所だけ巻き戻して見る」ことができ、質問が減る
  • ソフトのバージョンアップ時も、動画を差し替えるだけで教育内容を更新できる

クラウド型の動画マニュアルツール「3T’s(スリーティーズ)」なら、CADの画面操作を録画して、コメントやAIナレーションを付けて共有するところまで一括で行えます。製造業や事務現場などのマニュアル整備に使われているので、CAD教育との相性も良好です。

自社で今すぐできる小さな一歩

  1. まずは「標準化したい操作(図面テンプレート作成、レイヤー設定など)」を3〜5本だけ決める
  2. 画面キャプチャ+音声解説で、簡易な動画マニュアルを作る
  3. 社内ポータルや3T’sなどのツールにまとめておき、新人にはまずここを見てもらう

CADそのものの機能を覚えるより、「自社での使い方ルール」を早く共有できるかどうかが、生産性の差につながります。

社内検討をスムーズにするチェックリスト

CADソフト選定用チェックリスト

社内でcad ソフト一覧を共有するときは、次の観点で比較表を作ると、上長・現場ともに合意形成しやすくなります。

  • 候補ソフト名(Jw_cad / AutoCAD / FreeCAD / Fusion 360 など)
  • 主な用途・得意分野(建築・機械・BIMなど)
  • 導入・運用費用(初期費用・年間費用)
  • 必要なPCスペック・OS
  • 他社とのファイル互換性(DWG/DXFなど)
  • 教育・マニュアル整備のしやすさ(動画マニュアルとの相性)

マニュアル整備の内部リソースもあわせて検討を

CAD導入のROIを最大化するには、「ソフト代+教育コスト」でトータルに見ることが重要です。動画マニュアルツールを活用すれば、属人化しているCAD操作を標準化し、将来の新人教育コストを抑えられます。

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この記事のまとめ

CADソフトは「2D/3D」「用途(建築・機械・BIM)」「費用・OS・サポート」で絞り込むと候補が明確になります。Jw_cadやFreeCADなどの無料ツールからAutoCAD・Fusion 360・Revitなどの有料ツールまで、cad ソフト一覧を把握し、自社の業務と教育体制に合うものを3つ程度に絞り込みましょう。

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